にんにくはアンチエイジングフード‐黒にんにくゼミナール

黒にんにくゼミナール　　concept

黒にんにくはアンチエイジングフード

ニンニクの滋養は
古今東西、有名ですね。
「葷酒山門に入るを許さず」。
お寺の山門にはこうした
立札がよく立ててあります。
これはニンニクなどの、
強い臭いを発する滋養豊かな食べものは
お坊さんの煩悩を誘い、
修行の妨げになるので、
お寺に持ち込むことはあいならぬ、
という意味の厳しいお触れなのです。

ことほど左様にニンニクには、
体を活性化させる豊かな成分に満ちています。
まさにアンチエイジングフードです。
たとえばニンニクの成分アリシンは、
ビタミンＢ１とともにとれば、
体の酸化と闘って
元気な体を維持させる
アリチアミンが生まれます。
このアリチアミンですが、
実はかの有名な栄養剤
「アリ○ミン」の名前の由来になっています。
ですから、「アリ○ミン」のドリンクを飲むと、
ニンニク特有の臭いがプーンとします。
なるほど、ニンニクのアンチエイジング効果が、
こうしたことからも伺えます。

さてこのアリチアミンですが、
老化に関して耳寄りな働きがあります。
老化とは、体が酸化して
サビついていくことです。
酸化した体の血管はもろくなり、
新陳代謝は滞りがちです。
自然治癒力も、免疫力も
必然的に低下します。
加齢とともにサビつく体を保護するには、
抗酸化力に富む成分を含む食品を
口にすることです。
ニンニクには古来から言われる、
若々しさを保つ食品です。
若さの維持という、
アンチエイジングの夢が
期待ができます。
このニンニクを熟成させた
黒にんにくは、
熟成作用の力で、
若さの成分と言われる
ポリフェノールなどは、
生ニンニクの
約10倍にもなります。

この黒にんにくの働きについて、
黒にんにく博士とクロちゃんが
何やら話し合っていますよ。
ちょっと耳を傾けてみましょう。

黒にんにく博士
黒にんにくの研究者(65歳)

クロちゃん
黒にんにくの大ファン。
健康や美容について、
いつも博士を質問攻めにしてしまう。

クロちゃん
「博士、博士、ニンニクに、
　アンチエイジングの働きがあるって、
　本当ですかああああ～！」

黒にんにく博士
「おやおやクロちゃん、
　やぶからぼうにどうしたの？
　そんなに若いのに、
　アンチエイジングでもあるまいに」

クロちゃん
「最近、あたし、齢かなって、
　思うことがよくあるもんで。」

黒にんにく博士
「ふーむ、何やら訳アリのようじゃな。
　安心しなさい。
　ニンニクにはビタミンB１やアリアチミンなど、
　若さを維持する成分が豊富で、
　まさにアンチエイジングフードなんじゃよ。」

クロちゃん
「わ、期待できそう！」

黒にんにく博士
「ところで人の体は、
　どうして老化するのか、ご存知かな？」

クロちゃん
「う～ん、齢を取るから……ですか。」

黒にんにく博士
「それじゃ答えにならんなあ。
　老化とは、体の細胞が酸化することなんじゃ。
　水道管がサビでボロボロになるじゃろう。
　あれが体にも起こっておるということじゃよ。」

クロちゃん
「わ、怖い！」

黒にんにく博士
「中でも怖ろしいのが血管のサビつきじゃ。
　血管が衰えると弾力性が失われてしまい、
　新鮮な酸素や栄養を各細胞に運んで
　老廃物を回収する血液が
　うまく巡らなくなる。
　血液もどろどろになって、
　動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞といった、
　やっかいな病を起こす元ともなるんじゃな。」

クロちゃん
「クロちゃん
　いやや、いやや。
　血管が欠陥だらけになるなんて、
　殺生やおまへんかー。」

黒にんにく博士
「ニンニクにはこうした困った
　体の変化にブレーキをかける
　働きが期待できるんじゃよ。」

クロちゃん
「やったー！
　ニンニク、たいしたものですねー。
　ん？　じゃあ、黒にんにくにも
　そのチカラはあるってこと。」

黒にんにく博士
「黒にんにくはこの生ニンニクを熟成させた、
　食品なんじゃよ。
　そもそも熟成という、
　成分変化自体がアンチエイジングの
　期待が持てる働きをするんじゃな。
　実際、ニンニクを熟成させると生じる
　熟成ニンニク抽出液の研究では、
　体の若さを維持する作用が認められたという
　報告が出ておるからのう。
　これは黒にんにくのパワーの証明じゃよ。」

クロちゃん
「黒にんにく、凄いね！」

黒にんにく博士
「それにしても、まだ若いクロちゃんでも
　年齢を気にするのじゃなー。」