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医食同源「タオのかまど」は、医療費0円生活をめざします。

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「噛む噛む」養生日記 (小食養生)医食同源



●玄米
●味噌汁
●かぼちゃ入小豆汁粉
●キンピラ


ただいま、我家は「噛む噛む」養生料理を継続中です。
はじめたのは今年のお正月から。
おせち料理は作らず、かわりに細野雅裕先生の
小食養生料理をお手本に作りました。

この料理は、もともと糖尿病の治療のための食事療法ですが、
内臓機能の回復、宿便取り、
体の毒消しに効果がある食養法なので、
どんな人にも体のリセット効果は高いはずです。
しかもいろいろな面で、
断食より安全で効果があるというのですから、
一度試してみたくもなりますよね。

どんな食事かというと、
上記の食事を1日2食、
文字通り、ひと口80回噛んで食べるというもの。
噛んでみると解るのですが、
80回も噛むと、
口の中のものは自然に無くなってしまいます。
また噛むと食事がすごく美味しくなるのです。
今までとはちがう味わいの世界が現れますよ!

そして、量は決して多くないのに、
爽やかな満腹感が味わえます。
マクロビオティックでは食べる時、「箸をおいてよく噛みなさい」と
指導さるそうですが、なるほどと納得いたしました。
これだけは実際に体験しないと分からないことかもしれません。

★小食養生の詳しいやり方は
 細野雅裕著「東洋の知的健康法」をご覧ください。

■1〜4日


昼食・夕食
●発芽玄米ご飯 (ゴマ塩)
 (1日8勺(144cc)を2食に分けて食べる)
●わかめとネギの味噌汁
●ゴボウと人参のキンピラ(少量)
●かぼちゃとネギの根入り小豆汁粉(お椀半分)
●夕食は、そばかうどん(お椀半分)つけても良い
●梅醤番茶か三年番茶
●ティータイムは、黒焼き玄米コーヒー 


毎食毎食、8回も同じメニューで飽きちゃうんじゃない?
と思うでしょう?
ところが、さにあらず。
玄米ご飯を80回も噛んで食べると、
ビックリするほど甘くて美味しいんですよ。
甘いご飯をゆっくり味わった後は、
お味噌汁やキンピラの塩分が、
またとてもおいしく感じられるんです。
それで、甘い、辛いのコンビネーションを楽しみながら
毎食飽きずに続けられました。

80噛むというのはすごいことです。
食事中のおしゃべりは出来なくなります。 
ただ黙々と噛む。 噛む。 かむ。。  
静かな食卓。 そして味わう。
食べる瞑想のようです。
心が満たされていくような感じがします。
あとで知ったのですが、噛むという行為は
脳にアルファー波を発生させるらしいです。

もともと1日2食の生活を続けている私たちは、
胃が小さくなっているのか、
小食療法なのに、この量で充分お腹いっぱいなのです。
夕食に麺がつくことはついに一度もなく、
ご飯もあまる位でした。

4日目くらいで
宿便が出る事になっているのですが、
このメニューが自分にとって小食でないからか、
その兆候は二人ともなしでした。
(この点はちょっと期待がはずれましたが・・・)

4日間続けてみて、
良く噛むことで内臓の負担が
すごく軽減されているのが分かりました。
食事は命を頂いているのだという事が、
体を通して実感出来たような気もします。
あまり玄米好きでなかった相棒が、
毎食玄米を食べたいという気持ちに
なってくれたことも大きな収穫でした。
体と心の両面で、
この食事法が二人ともたいそう気に入ってしまい、
おかずにバリエーションをつけながら、
80回小食を今後も続けるよう! 
ということになりました。

■5日目


昼食
●発芽玄米ご飯 (スギナゴマ塩)
●わかめとネギの味噌汁
●とろろ山芋の梅酢風味
●人参と人参葉の塩キンピラ



夕食
●玄米ご飯 (スギナゴマ塩)
●わかめと油揚げの味噌汁
●鯵の丸干し
●かぼちゃと玉ねぎのグリル(おろし玉ねぎのノンオイルドレッシング)
●スズキのお刺身


今日は4日間の養生食の終了祝い!ということで
相棒がスズキのお刺身を買ってきたので、
夕食に頂きました。
久しぶりのお魚です。
ご飯の量はさらに少なくなっています。

■6日目

今朝は、血糖値が下がっている感じがして、
おせんべいを1枚ゆっくり噛んで食べましたら、良くなりました。
体の調子は自分で良く観察して、
無理のないように続けることが大切です。
おやつ用に、かぼちゃ・くるみ等のナッツ類と、
黒砂糖まぶしの煎り大豆を作りました。



昼食
●蒸籠蒸し玄米ご飯 (スギナゴマ塩)
●大根、ネギ、ふのりの味噌汁
●春菊のゴマ和え
●黒大豆納豆



夕食
●ふのりとおぼろ昆布のそば(お薬味はネギとユズ)


注文したふのリが届き、さっそく食卓に。
海藻の中で、ふのリは肝臓・腎臓の機能を上げる
健康づくりのチャンピオンなのだと知り、
取り入れてみたのです。
ほのかな風味と、
プチっとした歯ごたえを楽しむ海藻でしょうか。
水で戻す必要もないし
あまり熱を加えないほうが美味しいので、
最後にパラりと入れればいいのです。
これは便利!
ふのリは我家の常備食材に決定です。

■7日目

 
昼食
●玄米ご飯 (スギナゴマ塩)
●わかめと春菊の味噌汁
●菜の花のおひたし
●鯖の南蛮漬け



夕食
●蒸籠蒸し玄米ご飯 (スギナゴマ塩)
●おろしゴボウと生姜の味噌汁
●湯豆腐
●菜の花のおろし和え
●エシャレット(生姜味噌)
●お昼の残りの鯖南蛮少々

■8日目


昼食
●レーズン入りライ麦パン(二戸のひえ入り)
●野菜のポトフ(じゃが芋・人参・蓮根・ゴボウ・大根)
●豆乳のカッテージチーズ
●オリーブオイル(パンつけ用)

夕食
●カフェオレ
●焼き菓子


今日は久しぶりのパンです。
パンが大好きで、普段はちょっとご飯が続くと
すぐにパンが食べたくなっていたのに、
この80回玄米食を始めてからは、
それほどパンが恋しくならないので不思議に思っています。
それまで玄米をあまりよく噛まずに食べていたので、
胃の負担が大きくて、
それで体が胃からのSOSを察知して、
パンを食べたくなっていたのかしら?
なぁ〜んて憶測してしまいます。

でも、小麦粉には玄米には少ない
カルシウムやグルタミン酸も多く含まれているので、
黒パンを1日1食くらい食べるのもいいとか。
パン好きには嬉しい情報ですね。

今日は夕方から出掛けていて、
カフェオレと焼き菓子を食べただけで、
夕飯は食べそこなってしまいました。
家に帰りつくのが午後11時頃だったので、
もう何もお腹に入れず休みました。
そう言えば、今日は一口も玄米食べてないですね。

■9日目

 
おめざ
●炒り豆
●梅醤番茶


昨夜夕飯ぬきだったので、
今朝はさすがにお腹が空いて、
おめざに黒砂糖をまぶした煎り豆をポリポリ食べました。
お豆はついつい食べ過ぎてしまうので、
器に食べる分だけうつしておいた方が安心です。


昼食
●発芽玄米ご飯 (スギナゴマ塩)
●ふのリと春菊の味噌汁
●じゃこ入り大根おろし(梅酢醤油)
●蓮根と大根皮のキンピラ(にんにく醤油風味)



夕食
●ざる蕎麦(そば粉100%)
●天ぷら(かぼちゃ・ゴボウ・人参・エシャレット)
●大根おろし&わさび
●お昼の残りのキンピラ少々


相棒が出張なので、今日はひとりで食事です。
以前はひとりだと、
ビックリするほど手抜きご飯になっていたのが、
噛みしめ味わうようになってからは、
ひとり分でも作るのが楽しくて、
手を抜かずに作っています。
いつまで続くか自信はないけど、
とにかく、いい傾向、いい傾向。

お蕎麦は食卓に並べた時は
なんとなく少ない感じがしたのですが、
80回噛みながら食べ始めると、
この量が「あ〜多い」と感じてしまいます。
だんだん腹8分の心地よさが
実感できるようになってきました。


出張先の長野のお土産は、
おいしそうな生菓子の数々・・・。
寝る前だと言うのに、
生菓子は早く食べないと賞味期限が迫ってる、
なんて言い訳をしながら、
はんじゅくチーズというお菓子を
ひとつだけ頂きました。
おいしかったよ〜。

■10日目


昼食
●蒸籠蒸し発芽玄米ご飯 (スギナゴマ塩)
●あらめ・さつま芋・カブ葉の味噌汁
●芋がら・人参・油あげの煮物
●雷こんにゃく
●小梅

夕食(外食)

今日の夕食は二人とも外食です。
私は友人と、ボルシチ&野菜のピロシキを。
相棒は新年会で、焼き肉やおいしいご馳走を
目いっぱい頂いたみたい。
お酒もけっこう入ってご機嫌でしたよ。

食養生はしても、
身体が外食を受け付けないほど過敏になって、
外で友人と楽しく食事出来なくなっては、
本末転倒です。
人生の楽しみが激減してしまいますよね。
内臓を元気にするとともに、
ちょっとやそっとのことではビクともしない
胃腸になってほしいものです。
どうすればそんな体を獲得できるかは、
いまだ試行錯誤中ですが・・・。

■11日目

 
おめざ
●スイートボテト
●黒焼き玄米コーヒー



昼食
●蒸籠蒸し発芽玄米ご飯 (スギナゴマ塩)
●ふのリとゴボウの味噌汁
●かぼちゃのナッツ胡麻和え
●あしたばのおひたし



夕食
●レーズン入りライ麦パン(二戸のひえ入り)
●カレースープ(人参・玉ねぎ・さつま芋・大根・あしたばの茎)
●豆乳のカッテージチーズ(ガーリック&ハーブ風味)

■12日目

 
昼食
●蒸籠蒸し発芽玄米ご飯 (スギナゴマ塩)
●ゴボウ・大根・さつま芋・セリの茎の味噌粕汁
●間引き人参
●しじみの志ぐれ煮



夕食
●ワンタン(豚肉のワンタン・もやし・ニラ・生姜)
デジカメがなくて、携帯で撮ったので、写真が汚いです・・・



ベランダ菜園の人参を
間引きしたので、味見しました。
野菜は大根でもゴボウでも
根っこの先ほど栄養価が高いらしくて、
しっぽまで捨てずに食べなさいと教わりました。
人参も根っこと葉っぱが実よりも栄養があるのです。
こんなに小さい人参でも、
細い根がずいぶん長く伸びているので驚きです。
スーパーの人参には、
しっぽも葉っぱもついていませんもんねぇ。
栄養を求めて伸びている根に
人参の生命力を感じてしまいます。
塩を振ってそのまま生で食べたのですが、
甘くて葉っぱもおいしかったですよ。

■13日目

 
昼食
●玄米小豆ご飯 (スギナゴマ塩)
●油あげ・ふのリ・ハコベの味噌汁
●ごま豆腐
●セリのおひたし
●山椒ちりめん


毎日毎日、お坊さんのような食事をしていたら、
永平寺の雲水が使うような
入れ子の椀が、とても欲しくなって、
ついに、「仁城義勝さんの入れ子組椀」を二組求めました。


仁城さんのお椀、
惚れ惚れするほど素敵なんです。
なんだかご飯を作るのが、ますます楽しくなってきた〜!
器を楽しむことも大切ですよね。
あんまり嬉しくて、
組椀の初おろしのお祝いに、玄米お赤飯を炊きました。
永平寺のごま豆腐も、いかにもって感じでしょう?


夕食
●玄米黒豆餅のおろし煮
●もやしとにらのナムル
●小梅

そして、この日の深夜、
飲んで帰って来た相棒がなんだか風邪気味。
翌日になったら、
ついに高熱を出してダウンしてしまいました。
ふり返ってみると・・・
相棒は9日〜13日とずっと夕食は外食。
それも新年会やら何やらで、5日間飲みどうしでした。
肝臓も胃も疲れが溜まっているところに、
この寒さと睡眠不足がたたったみたいです。
という訳で、このつづきは風邪療養日記で→


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