■
野草酵素・萬葉へ→
■
酵素・発酵ゼミナールもくじへ→
腸には脳を上回る能力が
小腸と大腸には、
合計約1億個の神経細胞が存在しています。
この神経細胞の働きで、
腸は脳の指令なしに独自に働いています。
たとえば便の排泄が、まさにそうです。
大腸の中を食べ物が通過すると、
腸の神経細胞がそれを感知して、
セロトニンという神経伝達物質を放出します。
このセロトニンが腸の蠕動運動を促して、
便を直腸に押し出してくれます。
すると便意が生じて、排便となるのです。
このプロセスに、脳は一切関与していません。
腸は脳や脊髄からの指令なしに、
自律的に蠕動運動を調整しています。
また食中毒の細菌が含まれた食物を目の前にしても、
脳はそれが安全なものであるかどうかは判断できません。
ですから、うっかり口にしてしまい、
o-157の事件のような悲劇が起きてしまいます。
しかし腸は、こうした有害食物が体内に入った場合、
腸は危険回避のために、
大量の液体を分泌して下痢を起こさせ、
場合によっては嘔吐の指令を出して、
有害食物を体外へと排泄します。
このような優れた防衛反応は、
まさに脳の働きから独立している腸だからこそできるのです。
こうした腸の働きには自律神経が関与しており、
ストレスなどでこの自律神経の働きが悪くなってしまうと、
腸の機能もダウンしてしまいます。
健康にストレスが大敵であるとは、
こうした理由があります。
野草にこだわった「野草酵素萬葉」
医食同源「タオのかまど」のいちおし