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発酵食品は微生物の天体
発酵食品には、無数の微生物が生きています。
その数は天文学的な数字です。
ワインでいえば、発酵させる前のブドウの実1gには、
およそ10万個の酵母菌がいます。
それが発酵すると、24時間後には約4千万個、
48時間後には二千倍の約2億個にまで増殖します。
私たち日本人が使うヌカ味噌1gには、
乳酸菌が3〜4億個、酵母などのそのほかの菌も、
1億個以上棲息しています。
スプーン一杯のヨーグルトには、
2億5千個の生きた乳酸菌が息づいています。
発酵食品が体によいといわれるのは、
発酵食品を食べることで、こうした有益菌が体内に入り、
健康づくりに手を貸してくれるからなのです。
醗酵に関わる微生物は大きく分けると、
カビ、酵母、細菌の三種類です。
これらの微生物が、縄張り争いを行い、
互いに殺しあっています。
たとえば先ほどのヌカ味噌の例でいえば、
乳酸菌以外にも、ほかに50種類の微生物が棲息し、
しのぎを削っているのです。
微生物が戦争に使う武器は抗生物質で、
これで自分以外の存在を消してしまうのです。
この微生物が作る抗生物質には、
病気を治したり、健康に貢献するものがあり、
今も新種の抗生物質の発見に科学者は血眼です。
野草にこだわった「野草酵素萬葉」
医食同源「タオのかまど」のいちおし