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錆びた食品を食べると体も錆びる

体が老化するということは、酸化しているということ。
つまり錆びている、ということです。
むいたりんごやじゃがいもは空気にさらしておくと、
変色しますが、モノが酸素と結びついて酸化して、
古くなっていくことを老化といい、酸化といいます。
酸化が進むと、フリーラジカルと呼ばれる活性酸素が、
生み出されます。
フリーラジカルは普通の酸素の数十倍ともいわれる、
強い酸化力をもっています。
活性酸素は、お酒や煙草、ストレス、食品添加物など、
さまざまなものが原因となります。
ただし、活性酸素のすべてが悪いわけではありません。
体内に侵入したウイルスや細菌などを退治したり、
感染症を防ぐ働きが活性酸素にはあります。
しかし一定量以上に増えてしまうと、
正常な細胞膜やＤＮＡを破壊してしまうのです。
体内の酵素には、この活性酸素が増えた時に、
中和する抗酸化の働きがあります。
特にＳＯＤといわれる酵素がその代表です。
ただしこの酵素は４０歳を過ぎると減少していきます。
４０歳以上で生活習慣病が多く発生するのは、
そのためではないかといわれています。

中高年になったら、ここに酵素を含む食品を、
積極的にとる必要性があります。
新鮮な肉や果物、野菜には、
酵素が豊富に含まれています。
煮たり焼いたりすると、酵素は熱に弱くて、
どんどん失われていきます。
しかしだからといって、
すべてを生で食べるわけにはいきません。
酵素をたっぷりとる食事とは、
材料と調理を工夫した料理である、
ということができるでしょう。




　
野草にこだわった「野草酵素萬葉」

医食同源「タオのかまど」のいちおし