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酵素と黒髪
顔のシミの原因となる、メラニン色素。
美容には大敵と思われている方もおおいはず。
しかし黒い髪の毛の維持には、必須の存在なのです。
というのも、白髪になるのは、このメラニン色素が、
髪の毛に抜けているということだからです。
その主だった原因が酵素不足だといわれています。
意外な話ですが、
実は、髪の毛は生える最初は色が白いのです。
その発育過程で、チロシナーゼという酵素の働きで、
髪の毛はメラニン色素を吸収して、
黒く染まっていくというプロセスを踏んでいます。
この時、この酵素の働きが弱ければ、
メラニン色素を十分吸収できず、
髪は黒く育ちません。
さて、私たちは体内に、
生まれついての酵素を持っていますが、
これは増産できず、
しかも加齢とともに減少していっています。
つまり毎日毎日、体内酵素は減っている状態です。
酵素は生命維持に大切な物質で、
この酵素を使い果たした時が、
私たちが天に召される日でもあります。
ですから酵素は水や空気と同じくらい、
重要な存在でもあるのです。
酵素は毎日減少していますから、
黒髪維持に必要なチロシナーゼも、
減少しています。
そこでチロシナーゼを含めて、
体内酵素を無駄使いしない生活が必要なのです。
その一つとして、
新鮮な果物や野菜から酵素を補給する、
という方法があります。
外部から酵素を補給して、
体内酵素の消費を抑えるのです。
また発酵食品を食べたり、
酵素液なども、同じく有効な方法です。
反対に不規則な生活をしたり、
食品添加物を多く含んだ不自然な食品を食べたりすると、
体内酵素を無駄に使ってしまいます。
体にダメージを残す暮らしは、
髪の毛のダメージも深いと考えて、
体が快適な生活を心がけましょう。
酵素が無駄に使われなければ、
体は代謝の働きが増して
体内の栄養をきちんと髪の毛へ届けてくれます。
古来、漢方では、頭髪のことを血余というように、
髪の毛と血液は密接な関係があり、
黒髪に十分な血液は必要不可欠です。
髪の毛に新鮮な血液が届けば、
衰えていた髪の毛の酵素の働きもパワーアップ、
メラニン色素も回復していきます。
このように髪の毛は、体内の酵素や栄養状態と、
深く繋がっているのです。
野草にこだわった「野草酵素萬葉」
医食同源「タオのかまど」のいちおし