健康一口メモ 健康一口メモ
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心は腸が作り、精神は脳が作る
私達の遠い祖先は腔腸動物でした。
肛門を兼ねた口と、腸だけの生物。
ヒトデやヒドラのような生き物です。
ですから脳はなく、
腸の反応で生きていました。
空腹になると、
食べものを食べるように、
腸が指令をだします。
そして満腹になると、
採餌の活動を中止します。
満足感や充足感、気分がいい、
こうした我々が感じる感情は、
もともとは腸が発信して
生じたものであるといわれています。
心と精神。この二つは、
それをどう考えるかという考え方により、
今までいろいろな区分けをされてきました。
面白いのは、腸が作用するのが心で、
脳というハードが作用するのが精神である、
という分け方もあることです。
病気でこの心と精神の違いを説明すると、
ハードの機械そのものが故障して
混乱しているのが、
統合失調症のような精神病で、
根深い腸の疾患が原因で生じるのが、
うつ病や心身症である、というのです。
ですからうつ病や心身症、不眠症は、
腸を正すと改善される、そう考えられています。
またそういう治療で、
実際効果があったりしているそうです。
こうした治療法が、
まだ完全に認められたわけではないようですが、
この取り組みは、
腸が及ぼす心身への影響を、
あらたに解明しようとしています。
野草にこだわった「野草酵素萬葉」
医食同源「タオのかまど」のいちおし