健康一口メモ 健康一口メモ
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サムライの生薬だった唐辛子
今では薬味以外は、
あまり用いられることがない唐辛子ですが、
戦国の世では、腹痛除けの生薬として、
もっぱら活用されていました。
唐辛子は室町時代に、ポルトガルから、
我が国に伝えられましたが、
当時、ヨーロッパから渡ってきたものは、
「唐」や「南蛮」の字があてられて、
ヨーロッパから伝えられたカラシなので、
唐辛子と呼ばれたのです。
さてこの唐辛子は、戦場で、
腹痛除けのクスリとして活躍しました。
合戦で闘うサムライは、
知らない土地の水によくあたったそうです。
唐辛子は胃腸の血流を増やして、
胃の働きを高めます。
そのため水あたりの予防薬として、
サムライから重宝されたそうです。
また食べたものが、
腸の中で異常発酵するのを
抑える作用もあり、
戦場では貴重なクスリだったようです。
現代では薬味として活躍する唐辛子ですが、
そもそもが「薬の味」なのです。
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