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煮小豆と赤飯

今、煮小豆がブームですね。
煮小豆を試した人の中には、
健康効果を実感した人も、
少なからずいるとか。
実際、小豆は煎じて飲むと、
炎症を鎮めたり、利尿を促進したり、
便通を促す働きがあります。
疲れた肝臓や腎臓を癒して、
その機能を回復させる働きが
あるといわれています。
しかし小豆は、砂糖を入れて煮ると、
その効力が失われるのが欠点なのです。
逆に塩を入れて煮ると、
薬効が高まるといわれています。
しかし塩を入れて煮た小豆は、
なかなか口にあいません。
そこで考案されたのが、
あらかじめ塩を入れて茹でた小豆を、
モチ米と一緒に炊く赤飯だということです。
赤飯は祝い事の時に食べるのが慣わしです。
祝い事というのは、結婚式でもそうですが、
緊張を強いるものです。
祝い事が終わって緊張が解けた時、
そのストレスの疲れがどっときて、
昔は倒れる人もあったそうです。
そこでそういうことがないように、
小豆の効力を塩でパワーアップした赤飯を食べて、
肝臓や腎臓の働きを回復し、
健康維持をはかったと伝えられています。
いまブームの煮小豆は塩を用いませんが、
塩を入れると、さらに力が増すのでしょうか。
興味あるところです。





　
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