歩くと足が痛い。
でもしばらく休むと治る―。
このような症状に注意してください。
これは動脈の内側に
コレステロールがたまって、
血管がつまり、
痛みが起こっている可能性があるからです。
これは「閉塞性動脈硬化症」(ASO)と
呼ばれる症状です。
足の血管がつまると、
痛みやシビレ、冷たい感じが走ります。
また前述したように、歩くと痛いけど、
休むと痛みが治まる。
足ではなく、おしりや太ももに
こうした症状が生じることもあります。
足の色が変色したり、
傷口がなかなか治らなかったりします。
重症の場合は、
足を切断することになる場合も。
また足の動脈硬化は、
他の動脈疾患(冠動脈疾患や脳血管疾患)を
合併する可能性もあるため、
足の血管病とわかったら、
他の血管疾患の検査をすることも重要です。
特に糖尿病の方は重症化しやすく、
治療のため足を切断することも
多いと報告されています。
くれぐれも注意いたしましょう。