本文へスキップ

医食同源「タオのかまど」は、医療費0円生活をめざします。

電話でのお問い合わせはTEL.0977-72-6006

おばあちゃんの知恵

知恵の玉手箱

暮らしの中で分からないことがあったら下の箱を開けてください。
きっとよい知恵が見つかりますよ!




 

豆知識

 



豆知識−医食同源料理の基本へ→

 ★基本だしの取り方
 ★基本タレの作り方
 ★ひと塩・よび塩・たて塩とは
 ★野菜を茹でるコツ

 などの医食同源料理の基本を集めています。




豆知識−体と健康へ→  

 ★肝臓の調子のチェックする
 ★口内炎には魚の皮
 ★安眠・せきや喉の痛みにタマネギ
 ★舌で健康チェック

 などの体と健康の豆知識が満載です。

医食同源「タオのかまど」は、おばあちゃんの知恵袋に参加しています。
医食同源−NPOおばあちゃんの知恵袋の会 暮らしの役に立つ知恵満載!
NPOおばあちゃんの知恵袋の会 →
おばあちゃんの知恵袋のお店→


風邪の熱の手当て

風邪熱の自然な冷まし方、
免疫力を上げて風邪を撃退する手当てをご紹介します。

●青菜湿布

熱があるときは、氷で額を冷やすよりも、
青菜やキャベツで冷やす方が、
気持ちがよいし、体にも良い。
こういう言い伝えがあります。

これは青菜やキャベツを額にのせると、
葉が行う蒸散作用
(水分を水蒸気にして放出すること)で、
額の熱も気持ちよく冷まされるからだそうです。
実際にやってみると、
ホントにソフトで気持ちよく熱が冷めていきます。
氷の場合は、強制的に「冷ます」という感じですが、
青菜やキャベツの場合は、
「自然に冷めていく」という感覚なのですね。

また氷で冷やすと、冷たい刺激に
細胞が閉じてしまって、
毒素が外へ出ていかないけれど、
青菜の場合は蒸散作用で気持ちがいいので
細胞が開いて、毒が排出されるそうです。

やり方は簡単です。
写真のように青菜を額にのせて、
(写真は小松菜です)
タオルなどで固定するだけ。
熱でゆだって来たら取り替えます。
実際、1時間もすると小松菜はゆだったようになり、
ぐったりしおれていらっしゃいました。





この青菜湿布(という名前です)は、
38度台の熱までが「やりどき」です。
それ以上の高熱になったら、
下記の「豆腐湿布」の出番です。

●豆腐湿布

豆腐湿布はインフルエンザなど、
熱が高い疾患のときに行います。
用意するものは、豆腐1丁、
豆腐の1割ほどの量のすりおろし生姜、
それに小麦粉です。
湿布の仕方は、
水きりした豆腐に前述の生姜を加え、
小麦粉で、額にのせても大丈夫なくらいの
固さに調節します。
あとはガーゼに包んで、額にのせて、
タオルで固定するだけ。



1時間くらいの間隔でとり替えます。
やはりこれも、豆腐の水分が蒸発して
気化熱を奪うため、
ひんやり、ほどよい冷たさで熱が冷まされるのです。
また生姜を使うことで、
生姜の発汗成分のジンゲロールが
皮膚から吸収されるため、
冷やしながら汗を出すという、
理想的な風邪の手当てになっています。

●こんにゃく湿布

上記二つは熱を下げる方法でしたが、
こちらはたっぷりゆであげた、
アツアツのこんにゃくを使って、
免疫力上げ、自然治癒力を促進させる方法です。
免疫力は、ご存知のように、
体温と密接な関係があります。
体温が平熱より1度上がると、
免疫力は5倍にハネ上がる。そう言われています。
こんにゃく湿布は、
内臓の中でも一番重要な肝臓と腎臓を温めて、
体温を上げるとともに、
毒素が溜まって疲れた肝臓と腎臓の
浄化を図る手当てなのです。
湿布の後は、体の芯が熱くなる、
そんな力を感じますよ。
また病気に悩む方は、
患部に当てても効果があります。

・用意するもの
 こんにゃく2丁、タオル4枚

・湿布のやり方

1.沸騰したお湯の中にこんにゃく2丁を入れて、
  グラグラ10分ほど煮ます。



それをそれぞれ2枚のタオルで包みます。
ゆでたこんにゃくはとても熱いので火傷しないように
くれぐれも気をつけて下さいね。

 

2. タオルにくるんだこんにゃくで、
 まずは肝臓と丹田(おへその9センチほど下)
 を、30分間温めます。

3. 次にタオルを1枚とって、
 左右の腎臓にこんにゃくを当てます。
 こんにゃくは冷めにくいので、
 タオルを1枚とることでまだ湿布に使えます。
 腎臓も30分温めます。

こんにゃくを外す時は、
当てていた部分を冷たいタオルで
サッと拭いてください。
またこんにゃくを当てる時間は、
病状や体力によって調整します。
体が弱っている時は短めに。
使用後のこんにゃくは、
水をはったタッパーに入れて冷蔵庫に保管すると、
こんにゃくが固くなるまで繰り返し使えます。




お酢で風邪をふせぐのだ

お酢は風邪予防や治療に効果がありますよ。
というのも、お酢には強い殺菌力があるからです。
風邪のときはこの力を利用しない手はありません。
たとえばのどが痛いときは、
リンゴ酢と蜂蜜それぞれ四分の一カップを、
よく混ぜ合わせます。
これを4時間ごとに大さじ1杯ずつ飲むと、
のどが殺菌されて楽になります。

またうがい薬としても利用できます。
コップに酢を小さじ2杯ほど入れます。
(人により強かったり弱かったりしますので量は加減して下さい)
水で薄めて、ガラガラうがいをします。
うがいの後はのどがさっぱりしますよ。
酢は殺菌力が大変強いので、
かの「医学の父」ヒポクラテス(紀元前460年〜紀元前377年)も、
当時の病気の治療に用いたといわれています。
ちょっと意外なこぼれ話ですよね。


肝臓と腎臓を元気にする
「ネズミモチの実」

熱が出る、のどが腫れる。
こうした風邪の症状は辛くて、不愉快なものですね。
しかしこれはきちんと体の免疫が働いて、
体を修復している、
そうした証しでもあるのです。
重度の免疫疾患にかかると、
風邪も引くことができません。
(たとえばガンとかがそうなのですが)
風邪にかかるということは、
体の免疫が正常に作動してる証拠です。
そうとらえると、
ツライ風邪の症状も、少しは楽になりますね。

さて、風邪を引いている体の中では、
免疫細胞が先頭に立って、
ウイルスと必死に闘っている最中です。
こうした時は免疫の働きを応援してあげたいものです。
風邪薬は熱や腫れ、痛みを抑えますが、
これは実はせっかく頑張っている免疫の活動を、
抑制していることにほかなりません。
熱や腫れ、痛みこそが、
体修復の作用そのものだからです。
薬でその症状を抑えてしまうということは、
臭いものにはふたをする式で、
いつまでもぐずぐずとウイルスが
体の中で活動をしています。
風邪薬でスカッと治った、ということが少ないのは、
実はこういうわけなのです。

そこで風邪を引いた時は、
肝臓や腎臓といった体の浄化装置を元気にして、
体にパワーを回復することが、
風邪を経過させる一番の早道です。
そこでネズミモチの実。
ネズミモチの実は、肝臓や腎臓に
力を与えるとともに、
滋養強壮の効果も高い薬草です。
肝臓や腎臓が強化されますから、
若返りの秘薬、などといわれております。
ネズミモチは公園などによく植えられている、
身近な薬木で、黒っぽい実をつけます。



この実がネズミの糞に似ていることが、
ネズミモチと呼ばれる所以だとか。
とれる時期は1月から2月にかけて。
この実でエキスや丸薬を作ります。

●ネズミモチの丸薬

採集した実は良く洗います。



次に鍋に入れ、
実がちょっとだけ出るくらいの量の水を加え、
実が指でつぶせるくらい柔らかくなるまで煎じます。

 
柔らかくなったら、冷ましてからミキサーにかけます。
ミキサーでドロドロになったものを、
目の細かいザルにこし、
硬い皮をとり除いてください。



次にザルでこしたネズミモチを、鍋に移し、
煮詰めていきます。



火加減は、最初は中火で、
鍋の中身が少なくなってきたらとろ火にします。
焦がさないように気をつけながら、
水分を飛ばしていきます。

煮詰まって、あんこのような感触になったら、
バットに延ばしてください。
これを天日で乾燥させます。



粘土のような固さになったら、
新聞紙の上で転がしてひも状にします。



手にシナモンをふりかけて、
このひも状に伸ばしたネズミモチを、
竹串で、ネズミモチの実の大きさに切り分けます。
そして切り分けたものを、手で丸めます。
この丸める作業がなかなか大変ですが、
ま、何かの行と思って(笑)、
黙々と丸めていってください。

                          
丸めた丸薬は、何日か乾燥させて、
水分を飛ばします。



固くなったら、さあ出来あがりです。
丸薬は、1日に2〜3粒飲みます。

風邪の時の食事は?


風邪を引いたら、ソレ!栄養をつけろとばかり、
焼き肉やステーキなどを食べていませんか?
熱があるときに肉類を食べると、
体に余計な負担をかけてしまいますよ。
体は熱を出して免疫を上げ、
ウイルスと闘っている最中です。
免疫は腸や肝臓など、内臓が主体となっていますから、
消化に時間がかかる肉類などがお腹に入ると、
胃や腸は疲れはてて、治るものも治りません。
それでなくとも、風邪薬などを飲んでいますから、
肝臓や腎臓は、
解毒にフル回転している状況なのですねー。

動物は体の具合が悪くなったら何も食べず、
こんこんと眠り続けます。
人間も本当はこのスタイルで風邪を治すのがベスト。
そこまでしなくとも、
体に負担がない食べものをとって、
体内の毒素を浄化する方が本道です。

そこで、風邪養生のときの食事はといえば、
ズバリ、体を温めて、
胃の負担にならないものがベストです。
たとえば、玄米のお粥など。
玄米自体もことこと粥にすると、消化が良くなり、
風邪養生にはピッタリの食べものになります。
加えて胃の働きを活気づける大根おろしや、
体を解毒する梅干し、体をぽかぽかにする生姜を
使ったメニューなどがお奨めです。
(本当は熱があるときは何も食べずに、
水分を補給しながらたっぷり眠るのが一番なんですが)

「体が喜ぶ風邪メニュー」を、
下記に書き出してみました。
以前、実際風邪を引いた時に食べたメニューです。
良かったら、ご自分の体の声を聞きながら、
作ってみてください。

■風邪養生メニュー



・玄米小豆粥
・かぼちゃのいりこ煮
・カリフラワーとにらのごま味噌酢和え
・4年梅干し(梅醤番茶で)



・玄米小豆粥
・豆腐のみぞれ餡かけ(大根おろし&生姜)
・かぼちゃのいりこ煮
・4年梅干し(梅醤番茶で)



・さつま芋入り玄米小豆茶粥(三年番茶)
・大根おろし汁(生姜・ハコベ入り)
・黒焼き梅干し(梅醤番茶で)



・しじみ雑煮(玄米黒豆餅・カリフラワー・小松菜)
・梅酢大根おろし
・4年梅干し(梅醤番茶で)



・煎り玄米粥(豆乳&ナッツ)
・りんごとレーズンのワイン煮
・4年梅干し

煎り玄米粥はナッツと豆乳をかけてオートミール風に



レーズン入りライ麦パン(ひえ入り)
・かぶと豆乳のポタージュ
・タァ菜の胡麻和え
・梅ジャム



風邪には熟成黒にんにく>>

酵素も効きます>>

気功で風邪体質を改善、健康体に!>>

shop info.店舗情報

医食同源「タオのかまど」