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健康コラムH2

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ピンチの時の呼吸法


呼吸は精神をコントロールするといわれます。
世にさまざまな呼吸法がありますが、
実習されている方々に、
その活用法をアンケートしてみました。
(協力・NPOおばあちゃんの知恵袋の会)

■「緊張しそうな時は、
ふーっとお腹から息を吐き出します。
すると体が内側からゆるんできます。
私は緊張癖なので、
会議やプレゼンの前はよくこの呼吸法を行うため、
会社で『ため息くん』という
あだ名がついてしまいました」
(東京・34歳・気功3年)
(注)息を吸うと交感神経が働いて緊張し、
吐くと副交感神経の作用で体はリラックス、
免疫力や自然治癒力も増加します。
ですから呼吸は吸う息よりも、
吐く息が基本だといわれます。
実際、ストレッチなどをする時に、
筋が硬くて辛い場合は、
息を吐きながら行うと、
体がゆるんで楽になります。

■「仕事に集中する時は、
気がつくと息を細く吐いていますね。
学生時代から続けている剣道で、
『息を吐く時は集中力が増す』と教えられているからだと思います」
(千葉・33歳・剣道17年)
(注)剣道では、剣を撃ちこむ時は
相手が息を吸ったとき、
とも教えられるそうです。
息を吸う時は、集中力がとぎれて、
体に力が入らないからでしょうか。

■「精神的に疲れてしまった時は、
目をつぶって、ピンクの光をイメージします。
それを鼻から胸いっぱいに吸い込んで、
噛みしめるようにするんです。
そして体内の疲れが抜け出る
イメージで息を吐き切ります。
これを5回も行うと、
不思議に疲れが抜けていき、
夜も眠れるようになりました」
(東京・45歳・ヨガ7年・女性)
(注)他のヨガ教室の方は、シミやそばかすなど、
美容上で気になる部分があると、
イメージしたピンクの光を、
吐く息とともにそこへ吹きかけるそうです。
すると実際にシミなどが薄くなるとか。
ピンクの光の力とは何なのでしょうね。

■「エアコンなどで体が冷えて、
体調が今一つなときは、背骨で呼吸をします。
背骨の途中まで息を吸いこんで、
それから尾てい骨まで息を吐いていくんです。
もちろんイメージで行いますが、
慣れると体が暖かくなりますよ」
(埼玉・56歳・気功5年)
(注)背骨は体の重要な神経が通っているところ。
そこを呼吸で刺激すれば、
健康によいことは、間違いありません。
なるほど、皆さん、
呼吸法を上手に生活に取り入れていました。






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